奇跡の最終回!ジレンを倒すため3人の共闘が熱すぎる
『ドラゴンボール超』は、原作の魔人ブウ編の直後を描いた話で、作者の鳥山明先生も関わっているため、そこそこ正規な感じの物語だった。
「スーパーサイヤ人ゴッド」という新たな次元のスーパーサイヤ人が登場し、悟空とベジータの強さのみならず、仲間や敵キャラクターまでトンデモなく強くなった。
ここではそんな超展開を見せてくれた『ドラゴンボール超』の最終回と、そこに至るまでの話を簡潔に紹介したい。
1.ドラゴンボール超では次元の違う強さに突入
『ドラゴンボール超』には「スーパーサイヤ人ゴッド」と「破壊神」という新たな設定が加わり、原作とは次元の違う強さに悟空たちは突入していった。
地球にスーパーサイヤ人ゴッドを探しにきた「破壊神ビルス」は、仲間の力でスーパーサイヤ人ゴッドになった悟空を、たった7割の力で負かしてしまう。
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これまで悟空がパワーアップしたらどんな強敵でも何とかしてくれたのに、「超」では悟空は神の次元に到達したにも関わらず破壊神に勝てなかったのだ。
スーパーサイヤ人ゴッドの悟空は、魔人ブウと戦った時のベジットを遥かに超えた次元までパワーアップしたにも関わらず、破壊神に敗北したその事実は衝撃的だった。
2.スーパーサイヤ人ゴッドを超えた形態が登場
スーパーサイヤ人ゴッドでも衝撃的だったが、悟空とベジータは破壊神ビルスの付き人であり師匠でもある天使ウイスに修行をつけてもらい、スーパーサイヤ人ゴッドを超えた「スーパーサイヤ人ブルー」に変身できるようになる。
スーパーサイヤ人ブルーは青緑色の髪やオーラのスーパーサイヤ人なのだが、最初ブルーを見た時に、筆者は違和感を覚えたが皆さんはどうだっただろうか?
しかし、慣れてくるとこれまでの黄色のスーパーサイヤ人よりかっこよく見えてきて、かなり活躍したことから愛着も湧いてきた。
ゴッド→ブルーと簡単にパワーアップしていく超展開が目立った「超」だが、敵もドンドン強くなり、亀仙人が悟空たち並に活躍する等、メチャクチャになっていったのも『ドラゴンボール超』の見所だったかもしれない。
3.『ドラゴンボール超』の最終決戦
『ドラゴンボール超』の最終決戦は、「力の大会」と呼ばれる多次元宇宙の戦士たちを集めた武道大会が開催され、そこで全宇宙の最強の戦士たちが自分たちの宇宙の存命をかけて戦う話だった。
力の大会の話は、過去のドラゴンボール作品の中でも最も戦士が充実し、登場キャラクターの数は過去最多。
この力の大会では、破壊神ビルスを超える「ジレン」というキャラが参戦し、ジレンはスーパーサイヤ人ブルーの悟空とベジータが協力しても相手にならなかった程強かった。
4.ドラゴンボール超の最終回で「身勝手の極意」が登場
神の次元であるスーパーサイヤ人ブルーでもジレンに敵わないなら、どうすることも出来ない……と思われた時、悟空はブルーを超えた「身勝手の極意」という状態に覚醒する。
身勝手の極意とは、思考スピードを超えた次元で戦うスーパーサイヤ人とは違った形態で、かなりかっこよかった。
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ゴッド→ブルー→身勝手の極意と、もはや強さのインフレが凄まじい『ドラゴンボール超』だったが、身勝手の極意の悟空は最終的にブルーと段違いの強さでジレンを追い詰めた。
しかし、あと一歩の所でジレンを倒せた悟空だったが、無理が重なり大きくパワーダウン。
敵を倒す寸前でパワーダウンという展開は、ドラゴンボールに多いので芸はなかったが、代わりに感動の最終回を見せてくれた。
5.奇跡の最終回!異色3人の共闘が熱すぎる
信じられるだろうか?
悟空は「超」の最終回で、あのフリーザと17号と共闘してジレンを倒したのだ。
17号も悟空を倒すために作られた人造人間であり、本来は悟空を抹殺する目的があった。
しかし、悟空と17号はむしろ信頼できる友人のような感じで、昔から友達みたいな雰囲気でかなり気が合っていたのが面白かった。
18号いわく、悟空と17号はガキっぽいという共通点で似た者同士だったらしい。
さらに、フリーザですらジレンを倒すのに協力し、本来なら絶対にあり得ない悟空・フリーザ・17号トリオで、最終的にジレンに勝利した所は感動的だった。
また、力の大会の最終的な優勝者は17号だったのだが、力の大会の敗者たちは宇宙ごと消滅させてしまったので、17号はそれらを修復してほしいという願いをし、良い奴ぶりを覗かせたのが良かった。
力の大会の主催者であり、宇宙を消す力を持つ全王は、優勝者がくだらない願いをするつもりだったら全宇宙を消滅させるつもりだったらしい。
エピローグでは悟空とベジータが修行しているシーンになり、次回作を予感させる終わり方で、今でもファン達は期待している。
まとめ
いかがだったろうか?
最終回で身勝手の極意になれなくなった悟空だが、2018年12月公開の「映画ブロリー」では再び身勝手の極意が見られるかもしれないので、楽しみだ。
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